皆さん、こんにちは!
YuriChanです。
今日は、10月に参加した
米麹作りのワークショップについて
シェアしていきます!
麹に興味のある方、必見です。
1. そもそも こうじ って何!?
麹と糀の違い
「麹」
穀物を蒸して麹菌(コウジカビ)を繁殖させたもの。
中国から来た漢字です。
「糀」
お米にコウジカビが「花が咲くように生える様子」から生まれた漢字で、
日本で作られた漢字のようです。
漢字の表記が違うだけで
どちらも”こうじ”としての意味は同じです。
麹(こうじ)とは??
麹(こうじ)とは、
米や麦、大豆などの穀物にコウジカビを繁殖させたものです。
繁殖させる菌には複数の種類が存在し、
原料によってできる麹の種類も異なるそうです。
麹(こうじ)の種類
代表的な麹の種類は3つ!
・米麹(糀):お米が原料で作られたもの
・麦麹:麦が原料で作られたもの
・豆麹:大豆が原料で作られたもの
麹は日本人に馴染みのある調味料は
これらの麹からできています。
米麹は醤油、味噌、みりん、甘酒、酢などに
使われています。
ワークショップでは
米麹を作る体験をしてきましたよ!
2. どうやって作るの!?
準備するもの
ワークショップで教わったものを載せていきます!
【基本の道具】
・うるち米
・種麹
・蒸し器
・蒸し布
・麹を育てる袋or箱
・なべ
・ザル
・毛布や湯たんぽ
【あると便利なもの】
・種切道具
・種切板
・しゃもじ
・うちわ
・温度計
【事前準備】
研いだお米を清潔なお水に24時間程度つけておきます。
(米粒が爪で潰すと簡単に粉々になる程度まで浸水しておく)
1日目
①お米を蒸します
蒸す2時間前にザルにあげて水を切ります。
よく水を切ることがポイントだそうです。
なべの水を沸騰させ、蒸し器に蒸し布をセットし、その上にお米を引き詰めます。
蒸気で表面のお米が半透明になったら、蓋をして40分ほど蒸します。
家庭では米1kgくらいの量かなって言ってました!
②蒸したお米を冷まします
トレイに広げ、ほぐしながら人肌(38~42℃)まで冷まします。
熱すぎると種菌が死んでしまい、冷えすぎると発芽しないようなので
人肌にするのがポイントです。
③種切り
種切りとは、蒸米に麹菌を振りかけることです。
蒸したお米が冷めないうちに手早く種麹を振りかけます。
お米の一粒一粒に種麹がつくイメージでするのがポイントです。
④引き込み
さらし袋に③のお米を入れ、温度と湿度をキープするために
塊になるようにギュッと固めて包みます。
32〜36℃をキープするために、お弁当の保温バッグなどにいれます。
バッグのチャックは少し開けて空気を入れましょう。
保温するために、毛布に入れたり、カイロや湯たんぽを使ったり
皆さん工夫されていました!
私は、保温バッグの上にダウンコートを軽くかけました。
⑤手入れ(寝る前)
麹菌も生き物です。
活動して温度が上がっているので、夜寝る前に
さらし袋からトレイなどに出し手早くパラパラにほぐします。
この時も温度が下がらないように気をつけます。
ほぐしたら、もう一度さらし袋に入れ、ギュッと包み保温します。
2日目
①朝は手入れからスタート!
1日目の寝る前と同じく手入れしていきます。
②種切り(1日目③)から18時間後くらい
お米に、ポツポツと白い斑点があったら発芽成功です!
栗のような甘〜い匂いがしてきます。
発芽すると温度が上がるので40℃以上にならないように気をつけましょう。
③手入れする
どんどん温度が上がるので、手入れをして
温度を36〜40℃に保ちます。
【温度が上がってきたら…】
お米をかき混ぜて、表面積を増やし放熱したいので
さらし袋の厚みを2~3cmくらいに薄くします。
【温度が上がってこない…】
加温 or 引き続きギュッと包んで待ちます。
④寝る前に手入れする
順調に成長していると、お米全体が白く覆われて
ホワホワしています。
この時、温度は42℃以下にしましょう。
もし、40℃以上だったら手入れをしましょう。
3日目
朝起きたら…
食べてみてほんのり甘かったら完成です!
手入れはせず、そのまま6時間ほどおきましょう。
この時、40~50℃でいいそうです。
最後に、出麹をします。
自分のタイミングで、さらし袋からお米を出し
トレイなどに広げて冷まし、蒸散させます。
清潔な、容器にや袋に保存しましょう!
3. WSの米麹で甘酒作ってみた!
甘酒の作り方
【材料】
・炊き立てのお米
・米麹
・水
・ヨーグルトメーカー
(私はヨーグルティアSを使っています)
※容器は煮沸消毒しておきましょう
※匂い移りが気になる方はガラス容器がおすすめです
【作り方】
①ヨーグルトメーカーの容器に炊き立てのお米と水を入れて冷まします。
温度が高すぎると麹が死んでしまうので、60℃以下くらいにします。
②そこに米麹をいれ、よく混ぜます。
③ヨーグルトメーカーを60℃に設定して7時間発酵させたら
甘酒の完成です!
今回はせっかくなので、作った米麹と水だけで作ってみました。
炊き立てのお米を入れるより、甘さは控えめな感じがしました!
他にも、塩麹や醤油麹を作りましたよ!
甘酒は飲むだけでなく、砂糖の代わりに料理にも使えます。
カレーに入れるとコクが出る気がしました!
塩麹や醤油麹も調味料の代わりに使えて、とても便利です。
お肉やお魚をつけておけば、柔らかくなりますし、臭みも和らぎます。
味付けを変えなくても、いつの間にか料理上手になること
間違いなし!!!
健康にも、美容にも、腸にもいいことづくしの麹。
皆さんもぜひ取り入れてみてくださいね!
with Love, YuriChan.